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MOMA Jan.8

みなさん、アメリカンアートと聞いて誰を思い浮かべますか?

やっぱポップアートでしょう!
リキテンスタイン、ウォーホル!
バスキア!ヘリング!ホッパー!








その全てがここににありますMOMA!

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どーん!
今回3回目。毎週金曜日は無料ではいれるので、今日はそれを利用しました。提供はユニクロらしいっす。グッジョブ!

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ニューヨークを選んだ理由のなかに、MOMAへ行くというのがありました。
その思いを強くさせたのが原田マハの「楽園のカンヴァス」という小説を読んでからです。
この小説は実際の画家も登場する、フィクションなのですが、作者が元々学芸員なだけあって美術の知識がそこらじゅうに散りばめられてあります。

そして表紙がアンリ・ルソーの楽園
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初めてジャケ買いをした本です。
なんて素晴らしい絵なんだろうと思いました。
そしてわたしは、エルマーの冒険という絵本(意外に知らない人多いんですよね。名作なのに)の挿絵を思い出しました。
どことなく似てる。
エルマーシリーズ、ほんと好きだったんだけど内容はほとんど忘れちゃった。エルマーと旅してる竜がミカンが好きだったのは覚えてる(笑)

それと、ピカソアヴィニョンの女たち

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この二つを必ず見ようと思い、そして実現しました。
初めて見たときはほんとに泣きそうになりました。
憧れの絵が目の前にある、、そしてこちらを見ている(妄想)
この感動を伝えるのは難しいです。
そしてMOMAの展示数は半端じゃなくて、エレベーター前に名画があったりします。
わたしがもし日本でそのまま待ってたらきたかもしれない展覧会の50年分くらいはあったかもしれません。笑

ほんと、語りきれないのでMOMAは数回に分けて気が向いたときに更新していきます。

とにかく今日はスペシャエキシビションを語りたいんです。

一つはジャクソンポロック
もう一つはピカソの彫刻展についてです。






約三年前でしょうか、ポロックの大規模な展覧会が日本に来ました。
そのとき初めて知り、見に行ったのですが、めちゃくちゃかっこいい!!なにこれ!!やばくない??
っていう感想でした。笑


今回また見れるということで、あのやばくない!?の正体はなんだったのか考えながら見ようと思いました。

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入り口から版画がお出迎えです。
これは晩年につくったものみたいですね。

ポロックピカソに一番影響を受けたみたいです。次点がミロ。

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これとかゲルニカっぽいですよね。
ちょっとエッシャーっぽくもあるかな。

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おしゃれな版画

抽象画なタッチの初期ですね。
そして徐々に
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三枚目きたーーー!
これです。この分厚い書きなぐったタッチのやつ。ポロック節です。 

これ写真ぱっと見だとすごさがわからないですけど、実物はもっと絵の具が分厚く盛り上がっていて平面的ではないです。
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かっこいい。。

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一番最後は一番大きい作品です。
これを見たとき、わたしの中でのやばいかっこいいが何かわかりました。

ポロックの絵ってリズムがあって、音楽みたいなんです。


例えば、エッシャーみたいなパターンが続いているものもリズムがあると言えるかもしれないし、ホドラーみたいな対称に描く人もリズムがあるというのかもしれませんが、これは全く別のリズム。
エレキギターみたいな感じ!です。笑
ロックみたいな感じ!
音を絵にしたらこうなりそうだなって思いました。

そんでもってキャンパスを床に置いたり、ドロッピングしたりする様は画家っぽくないし
彼以前のアートに絵の具をぶっかけて俺から新しいアートがはじまるんだぜ!!すまして鑑賞すんな!感じろ!!って言ってるような気がします。

ピカソといい、俺様な作品にめっぽう弱いです。。笑

ただ、ロックを感じるって言いましたが、彼が生きてる時代はぎりロックが生まれていません。完全にわたしのイメージです。







そしてピカソの彫刻展。
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まず入り口はスケッチから。

この繊細なタッチ、そして大好きな古代ローマを彷彿とさせるモチーフ。
期待が高まります。

ピカソは作品数が半端なく多い画家で有名ですよね。もちろん彫刻もそうで、ブロンズや石膏、ベニヤ、陶器様々な材料の作品があります。

ピカソの作品タイトルは動物モチーフだとそのままその動物のタイトルがつけられます。

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アート鑑賞が趣味じゃない人はよく、
ピカソとかって全然意味わかんないし、アート鑑賞ってなにが面白いの?」
って聞いてきます。例えに必ず入れられてます。
ピカソの好き嫌いが分かれる理由は、
俺様な作風だしピカソ自身感性命で描く人だからだと思います。

俺様な作風とは例えばこれです。

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一発でピカソってわかりますよね。
でもわたしはこの作品大好きなんです。古代ローマ風なのにピカソらしさを表現しているからです。

他にも
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これは板で作られたものです。
トーテムポールみたいで、アフリカンアートを彷彿させます。

あ、これこの人の作品かなってタッチでわかるのって本当に才能がある人なんだと思います。
ころころモチーフや作風を変えてもその人らしさがでるピカソは天才です。アートの神様で、彼がほとんどやり尽くしちゃったんだとつくづく思います。

タッチの速さのせいなのか、作品がどことなく未完成な感じがしませんか?
これは彼の狙いなのかな。
物語性を感じずにはいられません。
ここはどうしてこうなったのかな、、
妄想が止まりません。笑
多分そこのところが何かあるんじゃないかって思わせる彼の魅力であり、なんなのこれ?なんでこれ?って困惑させる要因でもあるんでしょう。

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これは足がフォークです!かわいい!


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このスケッチ、線を重ねてないんです。サラサラって書いて出来上がったんだと思います。天才だな。。

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これすごい好きな作品。
 
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最後にこの作品。
これは牛の頭なんですが、自転車のサドルとハンドルをくっつけたものなんです。
そしてピカソは言います
「日常にあるすべてのものはアートになる。」



か、かっこいー。。
一度ピカソの目になって、ピカソが見る世界を見てみたいっていつも思います。
もうなくなってるけど。。


 

昔読むのを挫折した、
岡本太郎ピカソが対談した「青春とピカソ」って本があるんですけど、日本帰ったら絶対読もうと思います。