やりたい仕事病重篤患者です

 

「やりたい仕事」病

「やりたい仕事」病

 

 

通勤中の読書はもっぱら最近はKindleアプリを携帯で読んでいる。

 

これがかなり良い。

満員電車だと、本はもちろん読みづらいし、さらにラインの返信もしづらい。

けどKindleだと胸元(聖域)で脇を締めて縮こまって読めば、全然迷惑にならないし読書に集中して、あっという間に乗換駅に着く。

 

なんでそのことに気づかなかったんだろう、、!

なので、最近通勤が苦ではない。

もちろん満員電車に乗らなくて済むなら、それが一番だけど生憎フリーで仕事をできるスキルもないので妥協点としてはまあいい方かな、と思う。

 

通勤時間で最近読みきった本は、やりたい仕事病

内容はざっくり、最近好きなことを仕事にしよう!とかやりたいことを仕事にしよう!って風潮どうなの?

仕事の適性はやってみてわかるし、自分が打ち込んだものや偶然の出会いや継続して続けたものが本当にやりたいことだってわかるんだよ!

っていう内容でした。

でもね、好きなことを仕事にしようって気持ちはよくわかる。

だって私たちの世代は学生時代に起業したにちゃんねるの創始者ひろゆきとか、堀江貴文とか、そんな人たちがたくさん活躍してるからね。

海外だったらスティーブ・ジョブズとか、イーロンマスクとかみんな好きなことをして成功して見えるし、TEDとか見るとみんなキラキラしてるし、J-POPは夢を描こうとかありのままで、とか自由に生きよう、しがらみのない、みたいな歌詞ばっかりだし。笑

 

憧れるしいいなーって思うけど、もちろんそんな好きなことを仕事にできる人はもんの凄い努力をしてるのもよくわかる。

飄々として見えるけどみんな寝ないで打ち込んだ時期があって成功があるんだろうな。

 

本に書いてあったのは繰り返し

キャリアデザインが生み出した弊害を書いてる。

5年先、10年先がどうなってるか考えて仕事を決めましょう。ってよくいうけど、そういうことを考えると動かなくなるし、ちゃんと考えてやりたいこと見つけても実際に働いてみてイメージが違うから、やめちゃったりやる気がなくなってしまうって。

確かにそうだよね。

約一年前仕事を探し始めたとき就職活動が難航したので三つくらい就職エージェントに登録したけど全てのエージェントに言われたのは将来どうなっていたいか、ってことでした。

 

そんなんわかんねーよ!って感じだったから

エージェントの人になんで今の仕事しようと思ったんですか?って聞いたら

三人とも転職組で、ずっと同じ仕事をしてる人はいなかった笑

そんな人たちから五年後どうなっていたいか考えましょう、なんてちゃんちゃらおかしいぜ!笑

 

でもエージェントのひとたちの転職理由が面白かったから紹介します。

まず一人目、この人は一番お世話になった人で今の仕事も紹介してくれた人。

新卒から何年間か、パーソナルトレーナーをやってたんだって。

お客さんのカウンセリングで食事制限とかこうしたらもっとシェイプアップできますよ、っていうアドバイスをしている時にふと

今わたしのしてることは、この人の身体のためだけなんだ、って思ったら馬鹿らしくなってもっと内面とか人の人生のためになることをしたい、と思ったから転職エージェントになったんだって。

 

二人目、この人も良くしてくれた人だった。

古美術とかの鑑定士をしていて、鑑定したものを買い取ったりそれを売ったりって仕事をしてたんだけど

売りに来る人たちの大半はお金がなくて、泣く泣く形見や家宝を売りに来るんだって。

それをみて

仕事を見つけてあげれば、大事なものを売りにこなくなるんじゃないかと思って転職エージェントになったらしい。

 

あまりにも二人の動機が良いので、なるほどだからこの人たちはこんなに一生懸命なのかと納得しました。

ほんとに良くしてくれた。真摯にわたしに向き合って仕事を紹介してくれた。

ここで今一度言いたい。本当にありがとうございました。笑

 

最後。三人目のひとはぜんっぜん良くなかった。

まずはじめにわたしの経歴をみてやりたいこと、やってきた系だったんですねって言ってきた。

たしかにそうだけど、〜系と分類された時点でああ、この人はわたしがどういう人だと知る気はないんだと確信した。笑

紹介してくれた仕事も、キャリアのない人が出来そうな仕事にフォーカスしたものばかりで、全然良くなかった。

 

上二人同様、転職エージェントになった動機を聞いたら

前の仕事はブライダル関係でおやすみも不規則で拘束時間も長いから、この先も長く出来ないなと思ってやめたって言ってた。

そこで納得した。

ああ、この人は仕事のモチベーションが低いから、紹介してくれる仕事も適当なんだなって。

 

 

わたしが知っているのはたった三人の転職エージェントだったから全然定義付けないけど

キャリアデザインの意味のなさはこれである意味証明されているかもしれない。笑

転職エージェントでももちろん新卒の人もたくさんいるかもしれないけどね。

 

今のわたしの仕事も、正直きついことがたくさんあるけど

できることも知らなかったこともたくさんわかってきたから、就職してよかったなとは思う。

実体験踏まえてこの本を読んで当たり前だけど、仕事は情熱的に取り組むことが大事なんだなと思いましたとさ。

 

おやすみなさい。